10月の満月は「ハンターズムーン」。SNSでこの名前を見かけて、ハンターって誰?と思った人も多いと思います。
ハンターは狩人のこと。直訳すると「狩人の月」です。
なぜ月に狩人の名前がついたのか。この記事では、2026年の日付と見頃、名前の出どころ、そして十三夜から続く10月下旬の月の楽しみ方まで整理します。
🌕 ハンターズムーン2026は10月26日 満月の瞬間は昼の13時12分
2026年10月の満月は、10月26日の月曜日です。満月になる瞬間は、日本時間で13時12分。
昼間なので、その瞬間の月は空が明るくて見えません。でも、がっかりしなくて大丈夫です。
見るなら25日の夜か、26日の夜
満月の前後は、どちらの夜も、ほとんど丸い月が見えます。満月の半日前の25日の夜と、半日後の26日の夜。目で見て違いが分かる人は、まずいません。
天気のいい日を選んで見る。それがいちばん確実だと思います。
2026年のハンターズムーンはスーパームーンではない
数字で見ると、これは意外でした。月のこよみをまとめたサイトの基準では、2026年のスーパームーンは1月3日、11月24日、12月24日の3回。10月26日は入っていません。
いちばん地球に近いのは12月24日で、距離は356,738kmとされています。クリスマスイブの満月が今年いちばん大きい、というのは覚えておきたいところですね。
ただ、スーパームーンの基準は決まった一つがあるわけではありません。サイトによって数え方が少し違うことは、知っておいてください。
🏹 なぜ「狩人の月」なのか 名前の出どころ

満月に名前をつける習わしは、アメリカで広く知られています。中でも有名なのが、アメリカで長く出されている農業のための暦の本がまとめた満月の名前です。
収穫が終わり、獲物が見つけやすくなる頃
その暦の本の説明では、ハンターズムーンの名前は季節の暮らしから来ています。
収穫の満月が過ぎる頃には、畑が片付き、木の葉も落ちています。見通しがよくなって、動物の姿が見つけやすくなる。そのうえ明るい月の光で、夜遅くまで獲物を追うことができました。
冬にそなえる、肉の準備の季節
狩りで得た肉は、冬を越すための大事な食料でした。寒くなる前に、狩って、保存しておく。
つまり、ハンターズムーンは「冬じたくの満月」なんです。名前は勇ましいですが、中身は暮らしを守るための月だったわけですね。
🌾 ハーベストムーンの次に来る満月
ハンターズムーンを知るには、その前の満月「ハーベストムーン」とセットで見るのが早道です。
ハーベストムーンは、秋分にいちばん近い満月
ハーベストムーンは「収穫の月」。秋分にいちばん近い満月のことです。収穫の時期に、夜まで明るく畑を照らしてくれる月、という意味があります。
2026年の秋分は9月23日。いちばん近い満月は9月27日だったので、今年のハーベストムーンは9月27日でした。その次の満月が、10月26日のハンターズムーンです。
年によっては、10月がハーベストムーンになる
ここが少しややこしいところです。暦の本では、10月の満月のほうが秋分に近い年は、10月の満月をハーベストムーンと呼ぶとしています。
名前は月で決まるのではなく、秋分との距離で決まる。だから年によって、10月の満月の呼び名が変わるんです。
呼び名は、ほかにもたくさんある
10月の満月には、アメリカの先住民の人々の呼び名もいくつも伝わっています。
稲を干す月、葉が落ちる月、凍る月、渡りの月。住んでいる土地で何が起きるかによって、同じ満月に別の名前がついていたんです。
🌙 十三夜から3日後 10月下旬は月の行事が続く
2026年の10月下旬は、月にまつわる日が近くに並んでいます。
10月23日は十三夜と霜降
10月23日は、秋の二度目のお月見の「十三夜」です。同じ日に、二十四節気の「霜降」も重なります。
そして3日後の26日が、ハンターズムーン。満ちきる前の十三夜の月から、まん丸の満月まで、毎晩少しずつふくらむ月を追いかけられる週なんです。
十三夜の日付や楽しみ方は、こちらで詳しく書いています。
寒露から霜降へ、空が澄む季節
この時期は、二十四節気でいうと寒露から霜降へ移るところ。雨の日が減り、空気が澄んで、月がくっきり見えやすい季節です。
寒露の季節については、こちらにまとめています。
⚠️ 海外の記事の日付をそのまま読むと、1日ずれます

ハンターズムーンは海外生まれの呼び名なので、調べると英語の記事がたくさん出てきます。ここでつまずきやすいのが、日付と時刻です。
アメリカでは26日の0時12分、見頃は25日の夜
アメリカの暦の本では、2026年のハンターズムーンを「10月26日の午前0時12分」としています。これはアメリカの東部の時刻です。
そして見頃は「25日の日曜日の夜」と書かれています。アメリカでは、満月の瞬間が日付の変わった直後なので、前の晩がいちばん丸く見えるわけです。
日本では、26日の13時12分
同じ瞬間を日本時間に直すと、26日の13時12分。半日以上ずれています。
海外の「25日の夜が見頃」をそのまま日本に当てはめても、大きくは外れません。ただ、満月の瞬間に合わせて何かをしたい人は、必ず日本時間で確かめてください。
満月の夜の過ごし方は、願い事より「手放し」
スピリチュアルの世界では、新月は願いを始める日、満月はいらないものを手放して感謝する日、とされています。
満月の時刻に合わせて何かをしたい人は、昼の13時12分か、その日の夜に月を見ながら、というのが現実的だと思います。
月の満ち欠けを1年分まとめて知りたい人は、こちらのカレンダーが便利です。
🧭 2026年秋から冬の満月を比べた
最後に、2026年の秋から年末までの満月を並べておきます。
| 満月の日 | 呼び名 | 特徴 | 合わない条件 |
|---|---|---|---|
| 9月27日 | ハーベストムーン | 秋分にいちばん近い、収穫の満月 | もう過ぎているので、今年はもう見られない |
| 10月26日 | ハンターズムーン | 十三夜から3日後。冬じたくの満月 | 大きく見えるスーパームーンを見たい人 |
| 11月24日 | スーパームーン | 今年2回目のスーパームーン | 夜の冷え込みが苦手な人 |
| 12月24日 | スーパームーン | 今年いちばん地球に近い満月 | クリスマスイブの夜は予定が埋まっている人 |
ハンターズムーンは、派手なスーパームーンではありません。でも、十三夜からふくらんでいく月を追いかけた先にある満月です。25日か26日、晴れた夜に東の空を見てみてください。
夏の満月の呼び名や過ごし方も、同じように名前の由来から読むと面白いですよ。


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