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年末調整2026 今年変わる所と書く順番

暮らし・節約
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毎年10月ごろ、会社から紙の束が配られます。

見た瞬間に気が重くなります。名前と押し方だけは覚えているのに、真ん中の欄が何のことか分かりません。

しかも今年は、去年と様式が違います。見慣れない申告書が増えています。

先にお伝えすると、今年の変更は税金が軽くなる方向です。損をする話ではありません。

この記事では、何が変わったのか、なぜ12月に戻る額が増えるのか、そして書く順番を並べました。

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💴 今年は戻る額が大きくなりやすいです

まず、今年の一番の特徴を書きます。

今年の税制改正で、基礎控除と給与所得控除が引き上げられました。控除が増えるということは、税金がかかる部分が減るということです。

ところが、毎月の給料からの天引きは、11月まで従来どおりのままです。国税庁もそう案内しています。

つまり、11月までは今までと同じ額が引かれ続けます。減った分は12月にまとめて精算されます。

だから、今年の12月は戻る額が例年より大きくなりやすいです。

もう一つ、変わった点があります。去年まであった定額減税は、もうありません。年末調整でその処理をする必要はなくなりました。

来年からは、毎月の天引きの表そのものが新しくなります。令和9年1月に払われる給与から変わります。

👨‍👩‍👧 扶養に入れる基準が緩みました

家族の分でも変更があります。

ここは知らないと損をします。

扶養に入れられる家族の所得の基準が、58万円以下から62万円以下に引き上げられました。

給与だけで働いている家族なら、収入で123万円以下から136万円以下に変わります。

つまり、去年は扶養から外れていた家族が、今年は入れるようになる場合があります。

ここで注意があります。基準が変わったからといって、自動では反映されません。

新しく条件を満たすことになった家族がいる場合は、申告書を出し直す必要があります。国税庁の資料にも、その旨が書かれています。

パートで働いている配偶者や、アルバイトをしている子どもがいる家庭は、一度計算してみてください。

🎓 大学生の子どもがいる家庭へ

もう一つ、去年から始まった仕組みがあります。

19歳以上23歳未満の子どもがいて、その子のアルバイト収入が一定の額を超えた場合でも、親の側で受けられる控除があります。

そのために、専用の申告書が用意されています。

「給与所得者の特定親族特別控除申告書」という名前です。

これは、扶養から外れるかどうかの手前にある仕組みです。子どもが働きすぎて扶養から外れた、という段差をなだらかにするものだと考えてください。

該当する家庭は、この用紙を書かないと控除が受けられません。会社から渡された束の中に入っているはずです。

📝 書く順番を決めておくと早いです

紙が何枚もあるので、順番を決めると迷いません。

順番やることかかる時間合わない条件
1保険会社などからの控除証明書を全部集める20分まだ届いていない時期は待ちます
2扶養控除等申告書に家族の情報を書く10分扶養する家族がいない人は簡単です
3基礎控除申告書に自分の見込み収入を書く10分収入の見込みが立たない人は概算で書きます
4配偶者の分がある人は同じ用紙の欄を書く5分独身の人は不要です
519歳から22歳の子がいる人は専用の用紙を書く10分該当する子がいない人は不要です
6保険料控除申告書に証明書の数字を写す20分保険に入っていない人は不要です

一番時間がかかるのは、実は1番です。書類を探す時間が一番長くなります。

控除証明書は10月ごろに届きます。

届いたら、その日にクリアファイルに入れてください。これだけで年末が楽になります。

⚠️ ここでつまずきます

一つ目は、自分の収入の見込みを適当に書くことです。

基礎控除の欄で選んだ区分が、配偶者の控除の計算にもつながっています。ここを間違えると、その先も全部ずれます。

去年の源泉徴収票を見ながら書くと、大きく外しません。

二つ目は、証明書をなくすことです。

保険の控除証明書は再発行できますが、届くまでに1週間から10日かかります。会社の締め切りに間に合わなくなります。

三つ目は、締め切りを過ぎることです。

年末調整に間に合わなかった場合でも、確定申告をすれば取り戻せます。ただ、自分で申告する手間がかかります。

四つ目は、医療費が多かった年に何もしないことです。

医療費の控除は、年末調整では扱えません。確定申告が必要です。入院などがあった年は、領収書をまとめておいてください。

入院にかかったお金の話は、こちらにまとめてあります。

入院費用はいくらかかるのか

親の分の手続きも合わせて確認したい方は、こちらが役に立ちます。

親の介護とお金の手続き 総合案内

🌱 今日からできる三つ

一つ目。クリアファイルを1枚用意して、机の上に置いてください。届いた証明書を全部そこに入れます。

二つ目。去年の源泉徴収票を探します。見つからなければ、会社に再発行を頼めます。

三つ目。家族の今年の収入を、ざっと聞いておきます。パートやアルバイトをしている人がいる家庭だけで大丈夫です。

この三つは合わせて20分ほどです。10月のうちにやっておくと、11月が楽になります。

なお、私は税理士ではありません。この記事は一般的な流れをまとめたものです。

自分の場合にどうなるかは、会社の担当部署か税務署に確認してください。国税庁のホームページにも、今年の変更点をまとめた資料が出ています。

🙅 こんな人には向きません

この記事は、次のような方には向いていません。

会社を経営している方や、給与計算の担当をしている方。ここでは受け取る側の話だけを書いています。

自営業の方。年末調整はなく、確定申告になります。

住宅ローンの控除を初めて受ける方。1年目は確定申告が必要です。2年目以降は年末調整でできます。

正確な税額を知りたい方。金額は人によって違います。この記事では計算式を扱っていません。

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