SNSで、やたら整った長文の投稿を見かけました。
見出しがついていて、箇条書きがあって、最後に絵文字でまとめてある。
これ、AI構文と呼ばれているんです。
この記事では、どんな特徴があるのか、なぜそう見分けられるようになったのかを見ていきます。
📝 特徴は文章の構成に出ます

まず、見た目の特徴から挙げていきます。
一つ目。見出しごとにきれいに整理されています。箇条書きや番号付きのリストが多用される傾向があります。
二つ目。太字がやたら多いです。強調したい部分に、太字が頻繁に使われます。
三つ目。絵文字が、文章の区切りとして使われます。見出しの頭に絵文字がついていたり、まとめの部分に星やチェックマークがついていたりします。
こういった特徴が重なると、読んだ瞬間に、あ、これっぽいと気づく人が増えてきました。
🗣 言い回しにも特徴があります
見た目だけでなく、言葉づかいにも共通点があります。
断定を避ける言い回しが目立ちます。〜と言えるでしょう、〜ではないでしょうか、というような、やわらかい結び方です。
そして、まとめの部分で、要するに、や、つまり、という接続詞がよく使われます。話の最後に、必ず整理する一文が入る構成です。
もう一つ、褒め言葉が続くことも特徴として挙げられます。素晴らしい、興味深い、といった言葉が、話の流れに関係なく差し込まれることがあります。
📋 特徴を整理します

これまでの特徴をまとめます。
| 特徴 | 具体例 | 出やすい場面 | 当てはまりにくい条件 |
|---|---|---|---|
| 見出しと箇条書き | 番号付きリストの多用 | 説明や解説の文章 | 短い投稿では出にくいです |
| 太字の多用 | 重要な単語を強調する | 長文の投稿 | 元から装飾を使わない人もいます |
| 絵文字の区切り | 見出しの頭やまとめに配置 | SNSの投稿全般 | 個人の癖として自然に使う人もいます |
| 断定を避ける言い回し | 〜と言えるでしょう | 意見や解説の文章 | 丁寧な文章を心がける人にも見られます |
すべてが揃わなくても、いくつか重なると、それらしく見えてきます。
⚠️ 人が書いた文章にも同じ特徴が出ます
気をつけたい点を書きます。
一つ目。この特徴があるからといって、必ずしもAIが書いた文章とは限りません。丁寧に整理して書く癖がある人にも、同じ特徴が見られます。
二つ目。決めつけて指摘すると、相手を不快にさせることがあります。文章の書き方は人それぞれです。
三つ目。この特徴を面白がって、あえて真似して書く人も増えています。ネタとして使う分には、問題ないと思います。
似た形で、特定の話し方や書き方を真似する構文は他にもあります。
同じように、長文で特徴のある構文には、こちらもあります。
🌱 気づいたらやってみたい三つ
一つ目。自分が読んだ文章に、この特徴が重なっていないか意識してみてください。
二つ目。決めつけずに、あくまで傾向として捉えます。
三つ目。自分が書くときも、箇条書きや絵文字を使いすぎていないか、たまに見直してみるのもいいと思います。
🙅 この記事で答えていないこと
次のことは、ここには書いていません。
AIが実際に文章を作る仕組み。この記事は見た目の特徴に絞っています。
特定の文章がAIによるものかどうかの判定方法。確実な見分け方は確立されていません。
生成AIツールの使い方や比較。この記事では扱っていません。
AI構文という言葉がいつから使われ始めたかの正確な起源。特定できる情報が見つかっていません。
AIが書いた文章の是非についての意見。ここでは特徴の紹介にとどめています。


コメント